松任谷由実40周年記念ベストアルバム

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) 松任谷由実40周年記念ベストアルバム歌詞
1.やさしさに包まれたなら

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

小さい頃は神さまがいて
不思議に夢をかなえてくれた
やさしい気持で目覚めた朝は
おとなになっても 奇蹟はおこるよ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

小さい頃は神さまがいて
毎日愛を届けてくれた
心の奥にしまい忘れた
大切な箱 ひらくときは今

雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ


2.守ってあげたい

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

You don't have to worry, worry,
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから

初めて 言葉を交わした日の
その瞳を 忘れないで
いいかげんだった 私のこと
包むように 輝いてた

遠い夏 息をころし トンボを採った
もう一度あんな気持で
夢をつかまえてね
So, you don't have to worry, worry,
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから
'Cause I love you, 'Cause I love you.

このごろ沈んで 見えるけれど
こっちまで ブルーになる
会えないときにも あなたのこと
胸に抱いて 歩いている

日暮れまで土手にすわり レンゲを編んだ
もう一度 あんな気持で
夢を形にして
So, you don't have to worry, worry
守ってあげたい
他には何ひとつできなくてもいい
'Cause I love you, 'Cause I love you.

So, you don't have to worry worry,
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから
'Cause I love you, 守ってあげたい


3.卒業写真

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

悲しいことがあると 開く皮の表紙
卒業写真のあの人は やさしい目をしてる

町でみかけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影が そのままだったから

人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって

話しかけるように ゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう 電車から見るだけ

あの頃の生き方を あなたは忘れないで
あなたは私の 青春そのもの

人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって
あなたは私の 青春そのもの


4.Hello, my friend

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

Hello, my friend 君に恋した夏があったね
みじかくて 気まぐれな夏だった
Destiny 君はとっくに知っていたよね
戻れない安らぎもあることを Ah.....

悲しくて 悲しくて 帰り道探した
もう二度と会えなくても 友達と呼ばせて

Hello, my friend 今年もたたみだしたストアー
台風がゆく頃は涼しくなる
Yesterday 君に恋した夏の痛みを
抱きしめるこの季節走るたび Ah.....

淋しくて 淋しくて 君のこと想うよ
離れても 胸の奥の 友達でいさせて

僕が生き急ぐときには そっとたしなめておくれよ

悲しくて 悲しくて 君の名を呼んでも
めぐり来ぬ あの夏の日 君を失くしてから

淋しくて 淋しくて 君のことを想うよ
離れても 胸の奥の 友達でいさせて

悲しくて 悲しくて 君のこと想うよ
もう二度と会えなくても 友達と呼ばせて


5.DOWNTOWN BOY


6.恋人がサンタクロース

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

昔 となりのおしゃれなおねえさんは
クリスマスの日 私に云った
今夜 8時になれば サンタが家にやって来る

ちがうよ それは絵本だけのおはなし
そういう私に ウィンクして
でもね 大人になれば あなたもわかる そのうちに

恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース つむじ風追い越して
恋人がサンタクロース
背の高いサンタクロース 雪の街から来た

あれから いくつ冬がめぐり来たでしょう
今も彼女を 思い出すけど
ある日遠い街へとサンタがつれて行ったきり

そうよ 明日になれば 私も きっとわかるはず

恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース プレゼントをかかえて
恋人がサンタクロース
寒そうにサンタクロース 雪の街から来る
恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース つむじ風追い越して
恋人がサンタクロース
背の高いサンタクロース 私の家に来る

恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース プレゼントをかかえて
恋人がサンタクロース
寒そうにサンタクロース 雪の街から来る
恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース つむじ風追い越して
恋人がサンタクロース
背の高いサンタクロース 私の家に来る


7.ダンデライオン ~ 遅咲きのたんぽぽ

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

夕焼けに小さくなる くせのある歩き方
ずっと手をふり 続けていたいひと

風に乗り飛んで来た はかない種のような
愛はやがて来る 冬を越えてゆく

きみはダンデライオン
傷ついた日々は 彼に出逢うための
そうよ 運命が用意してくれた
大切なレッスン
今 素敵なレディになる

つみとってささげたら ひとに笑われそうな
私にできる全てをうけとって

ふるさとの両親が よこす手紙のような
ぎこちないぬくもりほど泣きたくなる

きみはダンデライオン
本当の孤独を 今まで知らないの
とても幸せな淋しさを抱いて
これから歩けない
私はもう あなたなしで

とても幸せな 淋しさを抱いて
これから歩けない
私はもう あなたなしで


8.ルージュの伝言

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あのひとの ママに会うために
今ひとり 列車に乗ったの
たそがれせまる 街並や車の流れ
横目で追い越して

あのひとは もう気づくころよ
バスルームに ルージュの伝言
浮気な恋を はやくあきらめないかぎり
家には帰らない

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!

あのひとは あわててるころよ
バスルームに ルージュの伝言
てあたりしだい 友達にたずねるかしら
私の行く先を

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!
しかってもらうわ My Darling!


9.Sunny day Holiday

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

Make me lonely ひとりにして
きみがどんなに 大事だったかかみしめている
Make me crazy 苦しませて
ぼくがどんなに ばかだったかわかるために

きみと出会った冬の日が
すごした夏の日が
今でもぼくを照らしている

きみはSunny day ぼくのHoliday

愛していさえすれば
きみはいつでも そばにいると思っていた

あのときのけんかのわけも
あの涙の意味も
わかろうとさえしなかった

ぼくは Moony boy 夢を見てる

長いあいだ探していた 幸せ降る虹の街は
激しい雨が過ぎたあとの つかのまにあると知った

Make me lonely もう少しだけ
きみもどんなに淋しかったか考えてる

だってぼくの人生の
サイドシートには
きみの笑顔を乗せたいから

きみは Sunny day ぼくの Holiday
きみは Sunny day ぼくの Holiday


10.魔法のくすり

作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA

恋の悩み答えられるほど
火の粉くぐって来たわけじゃないんだけど
つらい夜も 安らかになれる
一粒のくすりを あなたにあげましょう

男はいつも最初の恋人になりたがり
女は誰も最後の愛人でいたいの
だから所詮おんなじ気持ちで
求め合っていると思っちゃいけない

さめたふりをして ふいうちをかけて
欲しいものは欲しいと云った方が勝ち

前の彼を思い出しなさい
どんなカサノヴァでもきのうは消せないわ

男はいつも最初の恋人になりたがり
女は誰も最後の愛人でいたいの
まずは少し余裕を持つのよ
するとふくらし粉もききめをあらわす

さめたふりをして 逃げごしはだめよ
欲しいものは欲しいと云った方が勝ち

さめたふりをして ふいうちをかけて
欲しいものは欲しいと云った方が勝ち
眠れ今宵 魔法のくすりで


作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

銀の花が散ってる 風と陽ざしの中で
知らない町に来てる
目を閉じてかすかに響く列車の音に
心はゆられているの

遠く旅をしてても
きっと Do you love me?

今は見えない未来に
たったひとつの道しるべ

銀の花の押し花栞にしてはさんだ
好きな詩のフレーズに
いつの日か誰かと開いて見つけたとき
笑えるような一途さで

やっと出逢えたときは
きっと Do you love me?

なつかしすぎる未来が
たったひとつの探しもの

遠く旅をしてても
きっと Do you love me?

今は見えない未来に
たったひとつの道しるべ

なつかしすぎる未来が
たったひとつの探しもの


12.青いエアメイル

作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA

青いエアメイルがポストに落ちたわ
雨にしみぬうちに急いでとりに行くわ
傘をほほでおさえ待ちきれずひらくと
くせのある文字がせつなすぎて歩けない

ときおり届いたこんなしらせさえ
やがてはとだえてしまうのかしら
けれどあなたがずっと好きだわ
時の流れに負けないの

冬は早く来る あなたの町の方が
最後に会ったときのコートを着ていますか
5年 いえ8年たってたずねたなら
声もかけれぬほど輝く人でいてほしい

選ばなかったから失うのだと
悲しい想いが胸をつらぬく
けれどあなたがずっと好きだわ
時の流れに負けないの
けれどあなたがずっと好きだわ
時の流れに負けないの


13.時をかける少女

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

あなた 私のもとから
突然消えたりしないでね
二度とは会えない場所へ
ひとりで行かないと誓って
私は 私は さまよい人になる
時をかける少女 愛は輝く舟
過去も未来も星座も越えるから
抱きとめて

ゆうべの夢は金色
幼い頃に遊んだ庭
たたずむあなたのそばへ
走ってゆこうとするけれど
もつれて もつれて
涙 枕を濡らすの
時をかける少女
空は宇宙の海よ
褪(あ)せた写真のあなたのかたわらに
飛んで行く
時をかける少女 愛は輝く舟
過去も 未来も 星座も越えるから
抱きとめて


14.ベルベット・イースター

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

ベルベット·イースター
小雨の朝
光るしずく 窓にいっぱい
ベルベット·イースター
むかえに来て
まだ眠いけどドアをたたいて
空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの

ベルベット·イースター
きのう買った
白い帽子 花でかざり
ベルベット·イースター
むかしママが好きだった
ブーツはいていこう
空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの
ラー、ララララ…


15.12月の雨

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色

今にもあなたが 白い息をはき
通りをわたって この部屋に来る気がして

時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

もうすぐ来るクリスマス
想い出の日には
また会おうと云った
もう会えないくせに

今でもうしろを ふとふり返れば
あなたが笑って たってるような気がして
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

時はいつの日にも 親切な友達
時はいつの日にも 親切な友達


16.A HAPPY NEW YEAR

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

A Happy New Year!
大好きなあなたの部屋まで
凍る街路樹ぬけて急ぎましょう
今年も最初に会う人が
あなたであるように はやく はやく

A Happy New Year!
新しいキスを下さい
そして鐘の音 通りにあふれて
今年も沢山いいことが
あなたにあるように いつも いつも

A Happy New Year!
今日の日は ああどこから来るの
陽気な人ごみにまぎれて消えるの
こうしてもうひとつ年をとり
あなたを愛したい ずっと ずっと

今年も沢山いいことが
あなたにあるように いつも いつも


17.真珠のピアス

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

Broken heart 最後の夜明け
彼のベッドの下に片方捨てた
Ah…真珠のピアス

肩にアゴをのせて耳元でささやくわ
私はずっと変わらない
背中にまわす指の力とはうらはらな
あなたの表情が見たい

もうすぐかわいいあの女(ひと)と
引越しするとき気づくでしょう

Broken heart 最後のジェラシー
そっとベッドの下に片方捨てた
Ah…真珠のピアス

古ぼけた広告でヒコーキを折ってみる
高台の部屋の案内
いつか住もうと云って微笑んだあの夢へ
せめてヒラリと飛んでゆけ

どこかで半分失くしたら
役には立たないものがある

Broken heart それはあのとき
蒼い心の海にひとつぶ投げた
Ah…真珠のピアス

Broken heart 最後の夜明け
Broken haert 最後のジェラシー

Broken heart 最後の夜明け
Broken haert 最後のジェラシー


18.あの日にかえりたい

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

泣きながらちぎった写真を
手のひらにつなげてみるの
悩みなききのうのほほえみ
わけもなくにくらしいのよ
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

暮れかかる都会の空を
想い出はさすらってゆくの
光る風 草の波間を
かけぬけるわたしが見える
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

今愛を捨ててしまえば
傷つける人もないけど
少しだけにじんだアドレス
扉にはさんで帰るわあの日に


19.海を見ていた午後

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上って きょうもひとり来てしまった
山手のドルフィンは 静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬も見える
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも恋のように消えていった

あのとき目の前で 思い切り泣けたら
今頃二人 ここで海を見ていたはず
窓にほほをよせて カモメを追いかける
そんなあなたが 今も見える テーブルごしに
紙ナプキンには インクがにじむから
忘れないでって やっと書いた遠いあの日


20.中央フリーウェイ

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

中央フリーウェイ
調布基地を追い越し 山にむかって行けば
黄昏がフロント・グラスを 染めて広がる
中央フリーウェイ
片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて
愛してるって 言ってもきこえない
風が強くて

町の灯が やがてまたたきだす
二人して 流星になったみたい
中央フリーウェイ
右に見える競馬場 左はビール工場
この道は まるで滑走路
夜空に続く

中央フリーウェイ
初めて会った頃は 毎日ドライブしたのに
このごろは ちょっと冷いね
送りもせずに

町の灯が やがてまたたきだす
二人して 流星になったみたい
中央フリーウェイ
右に見える競馬場 左はビール工場
この道は まるで滑走路
夜空に続く

夜空に続く 夜空に続く


21.埠頭を渡る風

作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA

青いとばりが 道の果てに続いてる
悲しい夜は 私をとなりに乗せて
街の灯りは遠くなびく ほうき星
何もいわずに 私のそばにいて

埠頭を渡る風を見たのは
いつか二人が ただの友達だった日ね
今のあなたは ひとり傷つき
忘れた景色探しに ここへ来たの
もうそれ以上
もうそれ以上
やさしくなんて しなくていいのよ
いつでも強がる姿 うそになる

セメント積んだ 倉庫のかげで
ひざをかかえる あなたは急に幼い
だから短い キスをあげるよ
それは失くした 写真にするみたいに
もうそれ以上
もうそれ以上
やさしくなんて しなくていいのよ
いつでも強がる姿 好きだから

白いと息が 闇の中へ消えてゆく
こごえる夜は 私をとなりに乗せて
ゆるいカーブで あなたへたおれてみたら
何もきかずに 横顔で笑って

青いとばりが 道の果てに続いてる
悲しい夜は 私をとなりに乗せて
街の灯りは遠くなびく ほうき星
何もいわずに 私のそばにいて


22.ノーサイド

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

彼は目を閉じて 枯れた芝生の匂い 深く吸った
長いリーグ戦 しめくくるキックは ゴールをそれた

肩を落として 土をはらった
ゆるやかな 冬の日の黄昏に

彼はもう二度と かぐことのない風 深く吸った

何をゴールに決めて
何を犠牲にしたの 誰も知らず
歓声よりも長く
興奮よりも速く 走ろうとしていた あなたを
少しでもわかりたいから

人々がみんな立ち去っても私 ここにいるわ

同じゼッケン 誰かがつけて
また次のシーズンを かけてゆく

人々がみんなあなたを忘れても ここにいるわ

何をゴールに決めて
何を犠牲にしたの 誰も知らず
歓声よりも長く
興奮よりも速く 走ろうとしていた あなたを
少しでもわかりたいから

人々がみんな立ち去っても私 ここにいるわ


23.青春のリグレット

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

笑って話せるね
そのうちにって握手した
彼のシャツの色がまぎれた人混み
バスは煙り残し
小さく咳きこんだら
目の前が滲んだ黄昏

あなたが本気で見た夢を
はぐらかしたのが苦しいの
私を許さないで 憎んでも覚えてて
今では痛みだけが真心のシルエット

ほんの三月(みつき)前は
指からめた交差点
今も横を歩く気がする

夏のバカンスを胸に秘め
普通に結婚してゆくの
私を許さないで 憎んでも覚えてて
今でもあなただけが 青春のリグレット

私を許さないで 憎んでも覚えてて
今では痛みだけが真心のシルエット

笑って話せるの
それはなんて哀しい
だってせいいっぱい愛した あなたを愛した


24.BLIZZARD

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

Blizzard, Oh! Blizzard 包め世界を
尾根も谷間も白く煙らせ

激しく舞い翔ぶ妖精たちが
前をゆくあなたの姿かき消す
ストックにつけた鈴の音だけが
二人をみちびくの 音の無い国

Blizzard, Oh! Blizzard 閉ざせ二人を
流れる距離と時間を消して

ふもとで会おうとスタートきった
かならずはぐれずについてゆけるわ
ふいに見失う心細さが
あなたへの想いをつのらせるから

Blizzard, Oh! Blizzard 急げ心よ
もっとあなたの近くへゆくわ

軽いバウンド ギャップを跳び越え
ゴーグルの雪 結晶に変わる

Blizzard, Oh! Blizzard 包め世界を
尾根も谷間も白く煙らせ

Blizzard, Oh! Blizzard 閉ざせ二人を
流れる距離と時間を消して

Blizzard, Oh! Blizzard 急げ心よ
もっとあなたの近くへゆくわ


25.幸せになるために

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

話すことは 沢山ありすぎるけど
黙って そのなつかしい顔を見せて

やっと忘れた あなたを会わせるなんて
月日は なんて気まぐれなことするの

眠れない夜の中を縮めようと走った距離

明日になれば あなたに会える
そう ただそれだけのために
もっと素直に もっとやさしく
もっと強くなろうとしてきた

そして二人はなんにもなかったように
もと来た それぞれの道を戻ってく

照らされた朝に染まり あなただけの笑顔見せて

明日になれば あなたのことは
もう 思い出さないでしょう
私にとって あなたにとって
もっと幸せになるために

明日になれば あなたに会える
そう ただそれだけのために
もっと素直に もっとやさしく
もっと強くなろうとしてきた


26.シンデレラ・エクスプレス

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

ガラスに浮かんだ街の灯に
溶けてついてゆきたい
ため息ついてドアが閉まる
何も云わなくていい 力を下さい
距離に負けぬよう

シンデレラ 今 魔法が
消えるように列車出てくけど
ガラスの靴 片方 彼が持っているの

あなたの街を濡らす雨は
もうじきここまで来る
私は傘をささず帰る
笑顔だけ抱きしめて
出逢えたことをとても感謝して

シンデレラ 今 魔法が
消えるように列車出てくけど
ガラスの靴 片方 彼が持っているの

意地悪なこのテストを
私はきっとパスしてみせる
同じ時間生きるの
どんな遠くなっても


27.DANG DANG

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

あなたにふさわしいのは私じゃないって
電話を切ったあとに思い切り泣いたあの日

だんだんとスピードをあげて走っていた
朝焼けの海辺を
DANG DANGとDANG DANG D-DANGと弾丸をぶち込んで
疲れたハートに

彼女は知らないなら友達になるわ
それしかあなたに会うチャンスはないもの今は

だんだんと哀しみよ高く押し寄せて
土用波のように
DANG DANGとDANG DANG D-DANGと派手に砕け散って
きのうをさらって

せまいこの街で顔を合わせ
交す微笑みに胸を痛め
ああ少しずつ ああ少しずつ
何にも感じなくなってゆくのね

だんだんと哀しみよ高く押し寄せて
土用波のように
DANG DANGとDANG DANG D-DANGと派手に砕け散って
きのうをさらって
DANG DANGとDANG DANG D-DANGと弾丸をぶち込んで
疲れたハートに


28.わき役でいいから

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

Remember me もうすぐ
通りをスコールがかけて来る時刻
あなたのオフィスからは
今ごろ虹と夕映えが見える

去年は気軽に電話をすれば
すぐ会いに行ける近さだったね
ハネをあげながら曲ったバスは
なつかしい街へ煙って消えるの

ときには 泣きじゃくって
カラリと去ってゆく雨になりたい

...Remember me
ときには 思い出して
夢の中のわき役でいいから

私がもう少し大人だったら
あなたに出逢えはしなかったでしょ
やさしい誓いも つらい言葉も
運命の風が吹いていっただけ

そう ただそれだけ

Remember me もうすぐ
あなたはあの娘と結婚するけれど
ときには思い出して
夢の中のわき役でいいから


29.14番目の月

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あなたの気持が読みきれないもどかしさ
だから ときめくの
愛の告白をしたら最後 そのとたん
終わりが 見える

um…IWANUGA HANA
その先は言わないで

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き

気軽なジョークが とぎれないようにしてね
沈黙がこわい
月影の道で 急に車止めないで
ドキドキするわ

um…YANAGI NI KAZE
なにげなく かわすけど

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き


30.翳りゆく部屋

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

窓辺に置いた椅子にもたれ
あなたは夕陽見てた
なげやりな別れの気配を
横顔に漂わせ

二人の言葉はあてもなく
過ぎた日々をさまよう
ふりむけばドアの隙間から
宵闇が しのび込む

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも

ランプを灯せば街は沈み
窓には部屋が映る
冷たい壁に耳をあてて
靴音を追いかけた

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも


31.水の影

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

たとえ異国の白い街でも
風がのどかなとなり町でも
私はたぶん同じ旅人
遠いイマージュ 水面におとす

時は川 きのうは岸辺
人はみなゴンドラに乗り
いつか離れて
想い出に手をふるの

立ち去るときの肩のあたりに
声にならない言葉きこえた
あなたをもっと憎みたかった
残る孤独を忘れるほどに

よどみない浮世の流れ
とびこめぬ弱さ責めつつ
けれど傷つく
心を持ち続けたい

時は川 きのうは岸辺
人はみなゴンドラに乗り
いつか離れて
想い出に手をふるの


32.リフレインが叫んでる

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

どうして どうして僕たちは
出逢ってしまったのだろう
こわれるほど抱きしめた

最後の春に見た夕陽は
うろこ雲照らしながら
ボンネットに消えてった

ひき返してみるわ ひとつ前のカーブまで
いつか海に降りた
あの駐車場にあなたがいたようで

どうして どうして私達
離れてしまったのだろう
あんなに愛してたのに

岬の灯 冴えはじめる
同じ場所に立つけれど
潮風 肩を抱くだけ

すりきれたカセットを久しぶりにかけてみる
昔気づかなかった
リフレインが悲しげに叫んでる

どうして どうしてできるだけ
やさしくしなかったのだろう
二度と会えなくなるなら

人は忘れられぬ景色を
いくどかさまよううちに
後悔しなくなれるの

夕映えをあきらめて
走る時刻

どうして どうして僕たちは
出逢ってしまったのだろう
こわれるほど抱きしめた
どうして どうして私達
離れてしまったのだろう
あんなに愛してたのに
どうして どうしてできるだけ
やさしくしなかったのだろう
二度と会えなくなるなら


33.ダイアモンドダストが消えぬまに

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

はじめまして 碧いラグーン
紅珊瑚のトナカイたち
貿易風に運ばれて来た
二人だけ真夏のクリスマス
愛してるとスノーケルで
ガラス越しにパントマイム
フィンをゆらしてあなたの影が
サファイアの中吸い込まれてく

Diamond Dust 幾千の泡を見送って
時がとまってた海の底
Diamond Dust 幾億の波を見上げたら
なぜか思いきり泣けた

はじめまして ひとりの冬
クリスマスにさあ乾杯
この日のためにあけずにおいた
冷えたボトルが音をたてるわ

Diamond Dust 幾千の泡をしたがえて
二人旅をした海の底
Diamond Dust シャンパンをそっとのぞいたら
帰りたかったの去年へ

エアの切れた hum… ダイバーほど hum…
苦しいのよ今も

Diamond Dust 幾千の泡がきらめいて
昇り続けて消えぬまに
Diamond Dust ほおづえをついて透かしたら
なぜか映ってた あの海 あの空 あの島


34.真夏の夜の夢

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

骨まで溶けるような
テキーラみたいなキスをして
夜空もむせかえる
激しいダンスを踊りましょう

私 遠い夢は待てなかった

最後は もっと私を見て
燃えつくすように
さよなら ずっと忘れないわ
今夜の二人のこと

花火は舞い上がり
スコールみたいに降りそそぐ
きらきら思い出が
いつしか終って消えるまで

あなたの影 私だけのものよ

最後は もっと抱いて抱いて
息もできぬほど
さよなら ずっとアモーレ・アモーレ
この世であなたひとり

踊るライト まわるダンスフロア

カリビアン・ナイト もっと私を見て
燃えつくすように
さよなら ずっと忘れないわ
今夜の二人のこと

最後は もっと抱いて抱いて
息もできぬほど
さよなら ずっとアモーレ・アモーレ
この世であなたひとり

カリビアン・ナイト ああふけてゆくわ
もり上がるリズム
さよなら ずっと忘れないわ
今夜の二人のこと


35.ANNIVERSARY

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

なぜこんなこと 気づかないでいたの
探し続けた愛がここにあるの

木漏れ日がライスシャワーのように
手をつなぐ二人の上に降り注いでる

あなたを信じてる 瞳を見上げてる
ひとり残されても あなたを思ってる

今はわかるの 苦い日々の意味も
ひたむきならばやさしいきのうになる

いつの日か かけがえのないあなたの
同じだけ かけがえのない私になるの

明日を信じてる あなたと歩いてる
ありふれた朝でも 私には記念日

今朝の光は無限に届く気がする
いつかは会えなくなると
知っていても

あなたを信じてる あなたを愛してる
心が透き通る 今日の日が記念日

明日を信じてる あなたがそばにいる
ありふれた朝でも 私には記念日

あなたを信じてる 瞳を見上げてる
ひとり残されても あなたを思ってる

青春を渡って あなたとここにいる
遠い列車に乗る 今日の日が記念日


36.春よ、来い

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始める

それは それは 空を越えて
やがて やがて 迎えに来る

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする

君に預けし 我が心は
今でも返事を待っています
どれほど月日が流れても
ずっと ずっと待っています

それは それは 明日を越えて
いつか いつか きっと届く

春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く

夢よ 浅き夢よ 私はここにいます
君を想いながら ひとり歩いています
流るる雨のごとく 流るる花のごとく

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする

春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く


37.Happy Birthday to You ~ ヴィーナスの誕生


38.WANDERERS

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

黄昏の空はスモーキーに流れて
一等星だけ見えた
袖ちきったシャツをくぐり抜けてゆく
ぬるい春のとばり

好きよ ヘルメットぶつけ
腰にしがみついたあのぬくもり
きみに会えなくなるなんて
きみに会えなくなるなんて

タワーが輝く坂まで走ろう
渋滞をぬいながら
きみのために替えたタイヤと心は
試さなくなったけど

好きさ はじめて想った
少し未来の幸せについて
きみに会えなくなるなんて
きみに会えなくなるなんて

だけど We're WANDERERS はかない夢
だけど We're WANDERERS もういない

きみに会えなくなるなんて
きみに会えなくなるなんて


39.ガールフレンズ

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

そう みんなが云ったとおり
先は見えてたの
あの恋はついにこわれたわ

想い出のせいじゃなく
悲しかったのは
けなげだったあの自分のせい

用事をすませて 信号を抜けて
ひさしぶりに集った
ふられた私に みんなは陽気な
ガールフレンド

うしろのシートでふさぎ込んでたら
窓から夜風を送って
ふられた私につけこむ誰かを
今日はけちらして

女だけでくり出せば
暮れてゆく街に あざやかな光
踊りだすよ

おしえて これから危なく生きたらだめなの

そう みんなが同じよに
昔の笑顔はもう幼なすぎて作れない

想い出のせいじゃなく
悲しかったのは
やさしすぎるから あなたたちが


40.哀しみのルート16

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

涙に濡れたセンターライン フィルムのように流れてゆくよ
長距離便のひくいクラクション ふたり最後の航海の汽笛に

きこえて来る Route16
心変わり責めないわ

もっともっと好きだった もっともっとあなたより
思い出が多すぎて この道は遠すぎて
戻れない哀しみのRoute16

海が見たいと気まぐれ云って ひきとめたりはしていないけど
フロントグラスたたく雨粒 パイプラインが崩れるような音

きこえて来る Route16
別れに理由はないのなら

もっともっと会いたかった もっともっといつまでも
そのままのきみでいて 死ぬときもそばにいて
ささやいた約束のRoute16

涙に濡れたセンターライン フィルムのように流れてゆくよ
フロントグラスたたく雨粒 パイプラインが崩れるような音

きこえて来る Route16
心変わり責めないわ

もっともっと好きだった もっともっとあなたより
思い出が多すぎて この道は遠すぎて
戻れない哀しみのRoute16

そのままのきみでいて 死ぬときもそばにいて
ささやいた約束のRoute16

思い出が多すぎて この道は遠すぎて
戻れない哀しみのRoute16


41.SWEET DREAMS

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

この電話が最後かもしれない
他人事に思える 涙だけ溢れて
もう切るわと何度も云いながら
ひきのばすのは私の方 Wow wow wow wow

Sweet Heart
写真立てにはおどける二人
今日を知らずにキスしてる
Sweet Days
何に負けたの
わからないことがくやしいだけ

あなたの夢 叶うころ横には
どんなひとが微笑む 私ではないのね
明日が何も見えないと云うけど
思うより素敵よあなたは Wow wow wow wow

Sweet Heart
できればひどい捨てぜりふ投げて
嫌われてから消えたいの
Sweet Dreams
私といると廻り道だから
かまわないで

Sweet Heart
写真立てにはおどける二人
今日を知らずにキスしてる
Sweet Days
何に負けたの
わからないことがくやしいだけ


42.カンナ8号線

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

チェックのシャツが風にふくらむ
うしろ姿を
波をバックに焼きつけたかった
まぶたの奥に
それははかない日光写真
せつないかげろう
胸のアルバム閉じる日が来るの
こわかったずっと

雲の影があなたを横切り…

想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない

カンナの花が燃えてゆれてた
中央分離帯
どこへ行こうか待ちどおしかった
日よう日
いつかさそって昔のように
笑いころげたい
うらまないのもかわいくないでしょう
だから気にせずに

ドアを開けて波をきこうよ…

想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない

想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない
想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない
想い出にひかれて
ああ ここまで来たけれども
あのころの二人はもうどこにもいない


43.DESTINY

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

ホコリだらけの車に指で書いた
True love, my true love
本当に愛していたんだと
あなたは気にもとめずに走りだした
True love, my true love
誰かが待ってたから

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
それからどんな人にも
心をゆるせず

今日わかった また会う日が
生きがいの 悲しいDestiny

緑のクウペが停まる 雲を映し
Sure love, my true love
昔より遊んでるみたい
みがいた窓をおろして口笛ふく
Sure love, my true love
傷あとも知らないで

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
それからどこへ行くにも
着かざってたのに

どうしてなの 今日にかぎって
安いサンダルをはいてた
(今日わかった)空しいこと
むすばれぬ 悲しいDestiny


44.ダンスのように抱き寄せたい

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

心に耳をあてて
途切れそうな聲を じっときいてるの
あなたがどこにいても
戾れる場所は ここにあるよと
ああ 口にはしなくても きっとわかるから

ダンスのように もう踴れない
錆びたぜんまい 止まってゆくけれども
やさしいうでを 離さない
ずっと踴るの このまま

小雨のスクリ一ンには
いくつもの笑顏 重なってぼやける
二度と掃らぬ日々よ
見送ることしか できない列車よ
ああ 傘もささず探す 誰もいないホ一ム

ダンスのように 抱き寄せたい
どんなに疲れ みじめに見えてもいい
あなたとなら それでいい
ずっと踴るの このまま

風の影が過ぎる 窗の中に浮かぶ
失くさないで 失くさないで 大切なもの

ダンスのように もう踴れない
誰もがいつか 氣づいてしまうけれども
あなたとなら それでいい
あなたに會えてよかった
ダンスのように 抱き寄せたい
どんなに時が 移り變わっていっても
やさしいうでを 離さない
ずっと踴ろう あなたと


45.ひこうき雲

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも 若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲


46.青い影

rocol Harum feat.Yuming
作詞:Gary Brooker・Matthew Fisher・Keith Reid
作曲:Gary Brooker・Matthew Fisher・Keith Reid

We skipped the light fandango
Turned cartwheels 'cross the floor
I was feeling kind a seasick
But the crowd called out for more
The room was humming harder
As the ceiling flew away
When we called out for another drink
The waiter brought a tray

And so it was that later
As the miller told his tale
That her face, at first just ghostly,
Turned a whiter shade of pale

She said, I'm home on shore leave,
Though in truth we were at sea
So I took her by the looking glass
And forced her to agree
Saying, you must be the mermaid
Who took Neptune for a ride.
But she smiled at me so sadly
That my anger straightway died

And so it was that later
As the miller told his tale
That her face, at first just ghostly,
Turned a whiter shade of pale

She said, there is no reason
And the truth is plain to see
But I wandered through my playing cards
And would not let her be
One of sixteen vestal virgins
Who were leaving for the coast
And although my eyes were open
They might just as well've been closed

And so it was that later
As the miller told his tale
That her face, at first just ghostly,
Turned a whiter shade of pale

And so it was that later
As the miller told his tale
That her face, at first just ghostly,
Turned a whiter shade of pale